佐賀県の放課後等デイサービスを利用する流れについてご紹介。放課後等デイサービスの選び方から見学方法、申請手続きの手順、契約にいたるまで、わかりやすく解説しています。
まずは、あなたが住んでいる地域にどんな放課後等デイサービスがあるのか把握しましょう。自治体の担当課や障がい児相談支援事業所に問い合わせるほか、公式サイトや放課後等デイサービスの情報が掲載されているメディアを参考にするのもひとつの手。
佐賀市の場合、市役所障がい福祉課に電話で問い合わせたり、窓口を訪ねてみましょう。窓口には事業所のパンフレットが置いてあります。市のサイトには放課後等デイサービスの一覧も掲載されているので、確認してみましょう。
ひとくちに放課後等デイサービスといっても、事業所によって療育内容や施設の方針は異なります。日常生活の療育を主としているところもあれば、学習支援に力を入れているところ、おちつく居場所であることを大切にしている施設など、注力している内容はさまざまです。療育内容やプログラム内容を各放課後等デイサービスのホームページで確認して、比較・検討してみましょう。また、通いやすい立地にあるか、送迎サービスは利用できるかなども大切なポイントです。
見学・体験を希望される方は、事前に電話で問い合わせをして、予約をしてから行きましょう。事業所によっては見学時に利用体験まで行っているところもあります。見学時には施設やプログラムの内容を確認するとともに、施設を利用しているほかの子どもやスタッフの相性も確かめておくことが大切です。可能なら複数の事業所を見学することをおすすめします。
訪問時に確認すべきことは、定員の空き状況や利用できる時間帯、送迎サービスの有無。そして何より、自分の子どもと同じ特性のある子どもへの対応です。過去の療育事例やパニックになった子どもへどう配慮しているかなど、子どもの特性に応じた質問をして、適切に対応してくれる事業所か見極めましょう。利用したい放課後等デイサービスが決まったら事業所へ連絡し、利用に向けた話を進めます。
子どもの成長と将来を一緒に考える
佐賀の放課後等デイサービス3選
放課後等デイサービス事業所の利用には「受給者証」が必要です。
自治体(市役所・町役場・村役場)の障がい者支援を行っている窓口にて、障がい児の通所サービスを利用したい旨を伝え、「受給者証」の申請をします。申請には発達に支援が必要だとわかる書類や、障がい児支援利用計画案の作成が必要です。
市役所「障がい福祉課」へ連絡し、申請する日程を予約してください。申請日には、必要書類を持参して窓口へ向かいます。窓口訪問が難しい場合は、職員が自宅まで来てくれる場合もあるので相談してみましょう。必要書類をそろえ、聞き取り調査をした後、申請を行います。
利用条件を満たしていると判断され、受給者証が発行されたら、書類をそろえて契約手続きを進めます。放課後等デイサービス(事業所)へ連絡をしてください。
契約時には重要事項の説明や支援目標などを確認し合います。事前にどのくらいの時間がかかるのか事業所に確認しておくとよいでしょう。利用する放課後等デイサービスを曜日で分け、複数の事業所を利用する場合は、それぞれの事業所との契約が必要です。
利用開始日から支援利用計画に沿ってサービスを利用できます。
一人ひとりの子どもの特性や障がいに合った療育を受けられるように、
「個別療育」と「集団療育」の両方に対応している佐賀県内の放課後等デイサービスを調査しました。
その中から、将来の可能性を広げられる「PC・ネット関連の療育」を導入している放デイを抜粋してご紹介します。